製品分野:住宅・生活家電分野 │ 技術分野別:─

エアコン風向き羽根駆動ユニット
狙い通りに気流を制御する
フラップ駆動ギアユニットの開発
概 要
風向き用フラップ(羽根)の回転軸を1軸から2軸にすることで動作の自由度を上げ、意図する方向に羽根を向けることが出来るフラップ駆動ギアユニットの開発を省スペースかつローコストで実現。
関連事項
風向き、ギアユニット、ステッピングモータ、ギヤムービングシステム、フラップ、パネル、気流ロボ、気流制御、ギヤ、自走式、省スペース
受託前状況
お客様サイド
- 中級機はフラップの動作の自由度が少なく冷気暖気ともに狙いの軌道を生み出せていなかった。コストをかけれない中級機への最上機種並みのフラップの導入を模索していらした。
- 自社内でギアユニットの新規開発までを行うご意向はなかった
IKKAサイド
- 競合数社によるコンペへの応募にて勝利。
開発過程
開発前の状況

1軸なのでフラップの動きに自由度が少ない。
従来製品の課題
中級機では1軸駆動、2モーター固定タイプのためフラップ動作の自由度に制約があった。複雑な動作を作り出すにはコストがかかり、かつサイズも大きくなることが懸念された。
開発目標
フラップ動作を2軸にし、しかもローコストでコンパクトなギアユニットの設計開発。
ギアユニットにおける膨大なノウハウの蓄積
IKKAの強み
高度な設計を可能にする優れた成形と組立の量産技術
IKKAの強み
新製品
CG動画によるフラップ動作のイメージ
開発内容・成果
それまでの2軸タイプは高価でサイズも大きなものであった。そこでIKKAが培ってきたギアユニットにおける様々な技術を投入し、左右のユニットにフラップのせり出しと回転の機能を振り分け、コンパクトに、かつ部品の共通化などでコストも抑え、要求を実現した。